水銀灯をお使いのお客様へ

水銀灯は2020年度より製造、輸出入が規制対象になります

水俣条約の担保法の規定により、国内では2020年12月31日に規制が開始されます。

この規制により、各メーカー様は水銀ランプの生産を終了していきます。

 

  • 三菱電機照明、日立グローバルライフソリューションズ、GSユアサ など
    →2019年以前にすでに生産終了

  • 東芝ライテック など
    →2020年3月までに生産終了予定

  • パナソニック、岩崎電気、ホタルクス など
    →2020年6月までに生産終了あるいは受注終了予定

水銀灯からLED照明への交換をおすすめします。

規制対象となる照明が使われている場所の例

工場内の照明は水銀灯じゃないですか工場

倉庫内の照明は水銀灯じゃないですか倉庫体育館の照明は水銀灯じゃないですか体育館公園の照明は水銀灯じゃないですか公園外灯の照明は水銀灯じゃないですか街灯

詳しい規制対象照明については、以下の通りです。

30W以下の一般照明用コンパクト蛍光ランプ(CFL)で、水銀封入量が5mgを超えるもの
※コンパクト蛍光ランプには電球型蛍光ランプも含みます
一般照明用直管蛍光ランプ(LFL)で、
 ・60W未満の3波長蛍光体を使用したもので、水銀封入量が5mgを超えるもの
 ・40W以下のカルシウムハロ蛍光体を使用したもので、水銀封入量が10mgを超えるもの
一般照明用の高圧水銀ランプ(HPMV)
※メタルハライドランプや高圧ナトリウムランプなどは含みません
電子ディスプレイ用冷陰極蛍光ランプ(CCFL及びEEFL)で、
 ・長さが500mm以下の小サイズのもので、水銀封入量が3.5mgを超えるもの
 ・長さが500mmを超え、1,500mm以下の中サイズのもので、水銀封入量が5mgを超えるもの
 ・長さが1,500mmを超える大サイズのもので、水銀封入量が13mgを超えるもの

 

水銀灯だけではなく、照明器具も交換が必要かもしれません。

10年経てば黄信号、15年経ったら赤信号です

『水銀灯や蛍光灯、電球など、ランプだけを交換すればずっと使える』と思われている方、お気をつけください。
ランプ以外の照明器具も目に見えないだけで、劣化しています。

  • 焦げ臭いにおいがする
  • ソケット部分が変色している
  • ランプが黒化している
  • 原因不明の故障の増加
  • ランプ交換回数の増加
  • ランプのちらつき増加

照明器具の安定器の熱で焦げている様子

安定器が発する熱による
ラベル焦げ付き

照明器具の寿命により焦げ付いた安定器

焦げ付いた安定器の内部
 

照明器具の寿命により、不具合を起こし発火した安定器

発火した安定器
 

これらの現象が起きている場合は安定器の寿命が間近の状態です。
最悪の場合は発火の危険性がありますので、早めに安定器の交換工事を行いましょう。

 

LEDについて詳しくはこちらをご覧ください

 

北海道全域で展開

創業から96年。電設資材の販売から76年。
パナソニック、東芝、三菱電機、シャープをはじめとする様々な
メーカーの電気機器や照明器具を中心とした電設資材をお客様に
ご提供しています。

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